エアコンや冷蔵庫など、冷却を行う電化製品には冷媒としてフロンが用いられています。 重要な役割を担っているフロンですが、地球温暖化への影響があるため、廃棄する際には正しく処理することが大切です。 そこで今回は、フロンを処分する流れについてご紹介しますので、処分にお悩みの方は参考にしてみてください。
▼フロンを処分する流れ
①回収依頼を行う
フロンが充填された電化製品を廃棄する際、機器の撤去前にフロンガス回収を行わなければなりません。 「第一種フロン類充塡回収業者」の登録を受けている会社に依頼することで、回収を行ってもらえます。 依頼する際には「回収依頼書」の交付が必要ですので、回収業者に確認のうえ準備しておきましょう。
②業者によるフロン回収の実施
回収業者へ回収依頼書を渡すことで、フロン回収が行われます。 この際引き取りをした証明として、回収業者から「引取証明書」を受け取ります。 受け取った引取証明書は、3年間保存しておきましょう。
③フロンの再生・破壊処理
回収されたフロンは、第一種フロン類再生業者で再生処理されるのが一般的です。 この際再生できなかったフロンに関しては、フロン類破壊業者によって破壊処理されます。 このように回収されたフロンは、国の許可を得ている業者により適切に処分されています。
▼まとめ
フロンの処分を行う場合、はじめに第一種フロン類充填回収業者への依頼が必要です。 また回収されたフロンは、各業者により安全かつ適切な処分が行われています。
『株式会社K&L』は、第一種フロン回収から金属・産業廃棄物回収まで幅広いご依頼に対応可能です。 埼玉県を拠点に東京・千葉・茨城・神奈川への出張買取も行っていますので、どのようなことでもお気軽にご相談ください。